いよいよ今月末から
PAUL MCCARTNEY来日ですね。
ここで今一度
WINGSのアルバムと
イギリス盤シングル全てを
紹介してゆきます。
何十年とポールを聴かれている方、
何度もポールのライブに
足を運んでいる方からは、
ライブでもっとWINGSの曲を
やって欲しいとの声が聴かれますし、
私もそうなのです。
でも、初めて前回ポールのライブを
体験した若いお客さんからは、
BEATLESの曲を
たくさん演奏してもらえて嬉しかった、
とのご意見も。
なるほど、それも大切だなと。
なにはともあれ、
ライブに行かれる皆さん、
楽しんできましょう。
私も、たまたま毎年休みにする
ハロウィンにライブになるため、
この日に行ってまいります。
WINGSのレコードは
UK盤の初期プレスでそろえてあります。
WINGSのレコードはUK盤の音が素晴らしい!
中学、高校のころに買った日本盤は自宅に保管。
今まで発売されたアーカイブも最初のソロ2作品と
WINGSのものは店にあります。
更に、12月にはWILD LIFE、
RED ROSE SPEEDWAYの2作品が
いろいろな形態で発売!
本来2枚組であったRED ROSE~が
本来の姿で発売される!
本当に楽しみです。
しかし、
見たい映像は全てCDとのセット・・・
さてどうするかです。
そして、再発がいつなのか待ち遠しい
BACK TO THE EGG とLONDON TOWN。
果たして発売されるのか?
BACK TO THE EGGに、もし
カンボジア難民救済コンサートの
映像等、そのころのものがボーナスで
付属すれば即買いますが、
レーベルの問題やチャリティーという
特性などで無理かな・・・。
以下アルバムとシングルを、メンバー変遷で掲載します。
アルバムからのシングルカットはアルバムの後に掲載しました。
結構なボリュームになるのでコメントは控えめに。
WINGSデビュー。
ついついSOME PEOPLE NEVER KNOWをかけてしまいますが、
ワルツのリズムのタイトルソングや
MAMBOのポールのボーカルや
TOMORROW、BIP BOP等忘れられない名曲も。
しかし、音の良い盤です。
リードギターにヘンリーマックロウが加入してのシングル第一弾。
いきなりBBCで放送禁止になりましたが、ギターの炸裂するロック。
第二弾はなんと娘のメアリーに書いた童謡風。
牧歌的なWINGS。
しかし、B面のLITTLE WOMAN LOVEは
ホンキートンク調のかっこいい曲。
WINGSのポールのベース名演にこの曲を入れたい①。
ピアノの演奏も素晴らしい。
再びのBBC放送禁止。
ミッドテンポからエンディングは
転調するところがライブ受けしやすい曲。
最近のライブでも演奏されますので、また聴きたいな。
WINGS初の全米1位のアルバム。
ここからSPEED OF SOUNDまですべて1位に。
そしてヘンリーのリードギターが美しいこのアルバム。
前作が粗削りであったのに対し、
かなり丁寧なアレンジを施してありますね。
その分おとなしく聞こえますが、
じっくり歌い上げるポールの声が良い。
しかし、このころからラムでも聞かれた
どすの効いた声や激しいシャウトが無くなってきます。
エンディングのポップなメドレーはポールならでは。
しかし、B面のLOUPにピンクフロイドの影響を
見てしまうのは私だけ?
この曲もWINGSのベース名演に入れたい②。
そして久々の全米1位のシングルヒット。
もう多くを語ることはない名曲。
ぜひシングルでお聴き頂きたいです。
B面のTHE MESSもかっこいいロック。
今度は2枚組版REDROSEに収録されます!
「007死ぬのは奴らだ」のテーマ曲。
レゲエのリズムを入れたのはリンダのアイデアだとか。
しかし見事な展開、曲構成。中学生の私は完全にやられました。
しかも、B面のI LIE AROUNDもいい具合のミッドテンポのロック。
DENNY LAINEがリードボーカルを取りますが、
ポールのサブボーカルが素晴らしい。
BEATLE風に二人で歌い上げるポールの実験?
と今では感じています。
この曲のサイドギターのなり方が好き。
しかし、ナイジェリアでの録音で
ヘンリーとデニー・シーウェルが脱退し、
3人になってしまったWINGS。
ドラムもポールが叩き、ド迫力のアルバム先行シングル。
この盤はWINGS音のいいシングルにあげたい1曲。
アルバムジャケットも話題になりましたが、
何より内容の充実したアルバム。
ライブでLET ME ROLL ITの後に
続けてジミヘンのFOXY LADYを
演奏したとき度肝を抜かれました。
実はこのアルバムでは1985が大好きでしたが、
最近よくライブで演奏してくれるので非常にうれしい。
しかしBLUE BIRDは中々やらないな。
隠れ名曲はポールらしいギターのフレーズの
NO WORDS。
WINGSのカンボジア難民救済コンサートでは
やったのです。
この音源をちゃんとした音で聴きたいと、日々思います。
最初のシングルはこちらでした。
1975年のUSAライブでの
VENUS & MARS ~ROCK SHOW~JETの連続技、
これを生で聴きたいと思うのは私だけではないはず。
さらに、この辺りからポールのベースがハイテンポで
ノリが良く曲をリードしてゆくように感じます。
WINGSのベースの素晴らしい曲③。
初めて聞いたときは衝撃でした。
思わずこの曲を弾きたくてギターを
大学に入って買いましたが、
自分には楽器は合わないと悟りました・・・。
B面は当時のイギリスのテレビ番組のタイトル曲。
シンセが走るちょっとひねくれた曲です。
ジミーの加入で無しえたか?
ハイテンポでハードドライブするロック。
この疾走感はジミー加入で成しえたか。
リードギターのフレーズはさすが!素晴らしい。
さらにノリの良いポールのベースは、WINGSベースの良い曲④に。
因みにこの盤は、イギリスでのサンプル盤です。
ものすごく音が良いので驚きました。
アラン・トゥーサン、トム・スコット、デイブ・メイソンらを迎え、
ニューオリンズ、ロサンゼルスで録音された、
新生WINGS入魂の作品。
ドラマーは途中からジョー・イングリシュに交代。
文句なしの名盤。
私のWINGSのアルバムBEST1です。
たまたま初めて買ったWINGS GREATEST HITSに
このアルバムからは何も収録されていなかったので
初めて手にしたフルアルバムですが、
その時の興奮未だ冷めやらず。
後に手に入れたUK盤の音の良さに改めて惚れ直す。
結構好きな曲は、
ジェフ・ブリットンガ叩いていた李します
(MEDICINE JAR、LETTING GO)。
また、LETTING GOはWINGSのベースの素晴らしい曲⑤に。
ジミーのねばりつくギターとポールのベースが唸る◎の作品。
GREATEST HITSに漏れたのは
TREAT HER GENTLYのイントロが
中途半端に処理されてしまっているため?
でもこのノリの良い曲は本当に好きな1曲。
アルバムとは別バージョン。
正直パンチがないです・・・。
しかしB面はポールらしいピアノの
名曲が高音圧のシングルで聴けるのはうれしい。
ROCK SHOWがEDITになっている
シングルバージョン。
これもB面のMAGNETO & TITANIUMU MANが
シングルで聴けるのがうれしい。
アメリカ盤のテストプレスです。
正式に発売されたものよりROCK SHOWの音圧が高い!
ROCK SHOWイントロのギターが、パンチのある音に。
一番聞いていないアルバムかな・・・
シングルになった曲は別として。
全体におとなしいトーンのアルバムなんででしょうか・・・。
しかし、SAN FERRY ANNEやSHE'S MY BABY等、
小粒ながら聞き逃せない曲も。
しかしこの曲は凄い。
見事な曲構成。なんといっても
3つのメロディーで3人がハモる。
本当にポールがノリにノっている感じがしてゾクゾクします。
ベースも素晴らしく、WINGSのベースが素晴らしい曲⑥に。
正直、B面のために買いました。
この時期のWINGSの特徴のハードドライブするロックの名曲。
でも40年聴いても飽きないA面、いつでもそこにある曲。
言わずもがなのライブの名盤。
ああ、この出だしの3曲をライブでやって欲しい・・・。
HI HI HIのライブバージョンは、
ハードドライブにアレンジされていて、
このバージョンをスタジオ録音盤で
欲しいと思わせる名演。
まあ、これがライブ盤の楽しみですよね。
そして真打のこのアルバムからの名演2曲。
MAYBE AI'M AMAZEDはポールの曲で一番好き!
という方も多いのでは?
でも一番素晴らしいなと思うのはこの時のバージョン。
ジミーのギターあっての音のねばりが出ているのかなと。
ポールのシャウトもまだ若々しく。
RED ROSEのアーカイブでこの曲のヘンリーが
ギターを弾くバージョンも正式に発売されるのが楽しみです。
あとはローレンス・ジューババージョンが登場するのを待つばかり。
そしてB面のSOILY。
スタジオテイクでのものと
(BAND ON THE RUNのアーカイブに収録)比べ、
エンディングにふさわしいハードロックに仕上がっていて、
しかもスタジオ録音盤が出ていない曲を演奏する、
当時のPAULの自信が感じられます。
イギリスで200万枚売れた大ヒット。
バグパイプの演奏が素晴らしい。
そしてB面も見逃せない、
WINGSのハードドライブするロック。
この建徳大好きです。こうした曲って、
WINGSがバンドであった証かなと思ったりします。
アルバム収録後、ジミーとジョーが抜けてしまう、
全盛期WINGS最後のアルバム。
そしてなんとも優しいトーンに包まれた作品。
タイトルソングのイメージが全体を覆う。
プレスリー風ロックンロールからブリティシュフォーク、
プログレ風迄バラエティーに富んだアルバムと思います。
以前も書きましたが、
ラストのMORSE MOOSE AND GRAY GOOSEの
ベースラインはNEWSOULに影響された?のか、
素晴らしいフレーズでリズムを刻んでいます。
この曲もWINGS ベースの素晴らしい曲⑦に。
仕舞った!このシングルのみUK盤で持って
いなかったことが発覚。いずれ探して購入します。
大好きな大好きなポールのポップソング。
コーラスワークや録音技術がこの時期完成に
域に達していると思います。
幸せの予感より、こちらが好きでした。
間奏のギターの掛け合いが美しい(ホテルカリフォルニア風?)。
音が奏でる世界観が本当に好きです。
ノリの良いロックがA面でシングルになるのって
JUNIORS FARM以来でしょうか。
(ROCK SHOWもですが、VENUS & MARSとセットという感じなんで)
このベースもズンドコかっこよい。
素晴らしいというよりベースのかっこいい曲として、
WINGSのベースの素晴らしい曲⑧。
ロレンス・ジューバとスティーブ・ホリーを迎え、
新生WINGS最初のシングルはなんとDISCO MUSIC。
この時期多くのアーティストがこうした段差ブルな曲を
シングルヒットさせていました。
ロッドのI'M SEXYやKISSのLOVIN' YOU BABY等。
本当はB面だったようですが。
で、このB面がポールのメロディーライン炸裂の
POWER POP。
A面B面のベースライン素晴らしく、
WINGSのベースが素晴らしい曲⑨、⑩に。
WINGSで二番目にチャートで振るわなかったアルバムですが、
私は愛して止まないアルバムです。
1.先ずイントロの何か始まるぞという期待を持たせるインストのRECEPTION。ラジオ番組風に始まります。この曲のベースもかっこよくWINGSのベースの素晴らしい曲⑪に。
2.そして間髪を入れずはじけるGETTING CLOSER。
3.喧噪感ののちの静寂、WE'RE OPEN TONIGHT。
4.そしてパンキッシュなSPINIT ON。WINGSで一番ハイテンポな曲です。
5.デニー・レインのAGAIN AND AGAIN AND AGAIN。
6.ヘビーでブルージーナOLD SIAM SIR。この曲若いお客さんに良く「これ誰ですか?」と聞かれます。リフや展開に今のロックに通じるものがありますね。
7.最後はキュートなARROW THROUGH ME。このドラミングはそれまでのWINGSにはなかったなと。
B面に入って
1.ROCKESTRA。読んで字のごとくロックのオーケストラ。メンバーはそうそうたる顔ぶれなんですが曲が単調すぎたか。話題がすごすぎてこけてしまったパターンで。しかし、カンボジア難民救済コンサートではこの面子でライブ!これはもう一度見たい。
2.WINGSの隠れ名曲と思う、TO YOU。
3.トラッド風のAFTER THE BALL / MILLION MILES。壮大な感じからすっと落として別の曲をつなぐポールの得意技?
4.さらに隠れド名曲WINTER ROSE / LOVE AWAKE。このメロディーはもうポール以外にあり得ない。
5.THE BROADCASTでラジオ番組の終わり風につなぎ
6.ロケストラ2曲目のSO GLAD。ノリの良いロックで締め、エンディングにはWE'RE OPEN TONIGHTのコーラスが。アルバムを盛り上げて終焉です。
7・そして最後にリクエストとして、BABY'S REQUEST。これもYOU GAVE ME THE ANSWERのようなジャズ調の傑作。
実はこのアルバムが一番好きなんではないかと今思う。
以下シングルはアルバムからのカトなので画像のみ。
ともにイギリスのサンプル盤です。
その他WINGS演奏の曲
日本での逮捕、そのままWINGSは自然消滅的に解散という悲しい結末でしたが、それゆえ解散後に出てきた音源はうれしいものです。
先ずはCOMING UPのB面のライブ。これはWINGSの演奏です。
そしてかっこの音源MY CARNIVALをシングルB面に収録(シングル SPIES LIKE US・・・映画のテーマ曲です)。
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