年明けからの
映画「MY GENERATION」公開が
待ち遠しく、
ひたすらWHOです。
60年代のWHOについて
以前あげましたが、
70年代以降を今回は。
60年代でSELL OUT以降
アルバムにトータル性を
より持たせ、
楽曲もシンセの導入など
ある意味プログレッシブ
レコーディング技術の
向上とともに
音の厚みが増します。
フィルモアイーストや
ウッドストックなどのような
大型のフェスへの出演の影響が
サウンド作りがライブ向きに
なるように、より迫力あるものに
変化して行ったように感じます。
当然、当時出現してきた
クリームやジミヘンの影響も
大きかったと思いますが。
全盛期のフーズ・ネクストや
四重人格はライブのような
サウンドがレコードに
たたきつけられていますね。
更にキース・ムーン他界後
ケニー・ジョーンズ時代
私のオンタイム時代のWHO。
どうしても人気は落ちますが
愛着はとてもあります。
一度解散してからの時代
ジョン亡き後の二人WHO。
しかしこの時、
2004年、ドラマーに
ザック・スターキー、
ギターに
サイモン・タウンゼントを
加えての初来日。
1曲目の
I CAN'T EXPLANEの
イントロを聴いた瞬間
未だに思い起こしては
鳥肌が・・・。
そして
2008年の単独来日。
私はさいたまアリーナと
武道館、2回見ました。
武道館では1階席真ん中、
真正面に彼らを見ることができ
忘れられない
ライブに。
WHO好きに撮って
天にも昇る気持ちの
日々でした。
本来はLIFEHOUSEという
コンセプトアルバムであったものを
一旦解体して、通常アルバムに。
それが功を奏していると思います。
1曲ごとに際立って、捨て曲なしの
大名盤。
頭2曲、ラスト2曲で即死。
JOHNのMY WIFEも◎。
WON'T GET FOOLED AGAINは
いつもここぞという間で
大事にかけます。
アルバム未収録曲の編集盤。
HI NUMBERS時代の曲や
PETEのソロのNAKED EYEの
WHOバージョンなど。
NAKED EYEのギタープレイが
本当に好きです。
後にビデオ「MAXIMUM R&B」の
エンドロールに使われる
LONG LIVE ROCKが
印象的。
1972年にロンドン交響楽団をバックに
トミーを録音したもの。
リアルロックオペラ版。
キース以外が参加し、
ゲストにリンゴ・スター、スティーブ・ウィンウッド、
ロッド・スチュワート、等が参加。
聴きごたえ十分、
やや長尺なのですが
テンションがずっと
維持されていて
一番、ライブのWHOに近い
録音がされているアルバム
ではないでしょうか。
私の好きなトラックは
DROWNED,
5:15,
PUNK AND THE GODFATHER,
REAL ME,
DOCTOR JIMMY
といったところです。
SELL OUT以来の
トータル性を捨て
楽曲をシンプルに
配置した好盤。
中でもSLIP KIDは
思い出の詰まった曲です。
9月以降PAUL、QUEENの
時間が増えてきて
中々ここまでたどり
着けませんでしたが
年末は大事に
かけてゆこうかと。
番外編、サントラのトミーです。
エルトンジョンのピンボールの魔術師や
ティナ・ターナーのアシッドクイーンが
有名ですが、
私のベストトラックは
クラプトンのEISIGHT TO THE BLIND。
ピートとクラプトンのギターの絡みが、
素晴らしい。
キース最後のアルバム。
シンセが今まで以上に前に
出てきて、初めて聞いたときは
ちょっとパンチにかけるのかな
(特にシンセの音が余り好きで
なかったので)
と思っていましたが、
十分にパワフルなロックアルバムに。
しかし、シンセの音が
アコギやせめてキーボードか
ピアノであったら、もっと
魅力的なアルバムに
仕上がっていたのではと
思うのは私だけでしょうか?
このアルバム、映画はすごい!
詳しくはWHOのライブの投稿に。
なぜかは、ここまでお読みいただいた
方にはお分かりですよね?
4重人格より私はこちらを
先に買いました。
新録などもあって、
4重人格と聞き比べの
楽しさも。
WHOではないですが、
サイド4のアメリカン
ヒットが私には購入当時
非常に刺激的で、
これが60年代好きに
拍車をかけました。
実は私のオンタイムのアルバム。
ロックを色々聞き始めた時、
すでにキースは他界していて
79年末に行われた
「カンボジア難民救済コンサート」を
テレビで見て、ぞっこんになったのです。
そして発売されたこのアルバム。
特にジョンの楽曲「YOU」、「QUIET ONE」の
勢いが素晴らしい。
勿論、小粒ながら名曲揃いです。
実質のラストアルバム。
ちょっと音はソフトかな・・時代を反映してますね。
しかしシングルになったATHENAは
勿論ですが、ラストの
CRY IF YOU WANTの
ピートの狂ったようなギターが
(これが素晴らしすぎる)
何やらWHOの終焉を
思わせるようで。
それぞれのソロ作。
ロジャーが1枚しかなかった・・・。
やはり私はピートが好き。
ベストは「WHITE CITY」。
ジョンの「最後のヒーロー」は
なんとジョー・ウォルシュがプロデュースで
ギターも弾いています。
ビーメン様(2020.09.02 17:15)
是非今度イギリス盤を!音のクリアーさやエッジが全然異なります。
トミーのころは完全に8トラックにレコーディングが移行していると思いますので、音の繊細さが大きく変化しますね。
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ビーメン (火曜日, 01 9月 2020 22:45)
Tommyで音が変わったかなと思いました 日本盤しか聴いてませんが
the whoいいです