都合4回掲載しましたが、
お気づきの方も多いことでしょう、
そうです、
BEATLESの
カバーについて
記載していなかったのです。
そこで、
今回はビートルズ関係の
ものを一気に掲載します。
先ずはビートルズが
カバーした曲
TWIAT AND SHOUT
MONEY
LONG TALL SALLY
ROLL OVER BEETHOVEN
ROCK'N ROLL MUSIC
DIZZY MISS LIZZY
BABY IT'S YOU
そして
BEATLESの曲のカバー。
数多のカバーがありますが
ちょっと面白いもの、
出来の素晴らしいと思うものを
列挙します。
YOU CAN DO THAT
I'LL BE BACK
DAY TRIPPER
NOWHERE MAN
GIRL
RAIN
TAXMAN
AND YOUR BIRD CAN SING
STROBERRY FIELDS FOREVER
A DAY IN THE LIFE
FLYING
HEY JUDE
OB LA DI OB LA DA
SEXY SADE
HEY BULLDOG
SOMETHING
CARRY THAT WEIGHT
GOLDEN SLUMBER
LET IT BE
カバーアルバムとサントラ
BACK BEAT
STRAEBERRY FIELDS FOREVER
SGT.PEPPERS・・・
等々
この曲をああしたのかと思うと、Beatlesの革新性を感じえずにいられません。ある意味プログレッシブで、ロックが今の姿になる第一歩のカバーであったのではないかと思います。よく伊藤さんにとってのプログレッシブロックって何と聞かれますが、私はBEATLESのTWIST AND SHOUTと答えています。
こりゃオリジナルかっこいいですね。もしBEATLESがカバーしていなくても、これは気化されたら欲しくなる1枚。
リトルリチャードはベスト盤からですが。やはりこれはあげずにはいられない、重要な曲ですね。ああ、オリジナルのシングルが欲しい。
勿論BEATLESバージョンも素晴らしい。ポールのシャウトがまだ若く、アビーロードあたりで出す七色の声まで成長していないのが若い!
ジョニーBグッドでなくあえてこの曲というのが、俺たち売れてゆくぞという心意気みたいなものを感じて素晴らしいなと。セカンドアルバムはMONOラウドカットのものなのですが、もうほれぼれするようなサウンド。
ビートルズのカバーしたチャック・ベリーと、ストーンズのカバーしたチャックベリーを比べると、それぞれのバンドの演奏スタイルや色が見えて面白い。
ストーンズのキャロルとビートルズのロールオーバーベートーベンののイントロのギターサウンド、粘っこさと切れ。ストーンズのルート66とビートルズのロックンロールミュージックのスピード感対ヘビーさ。この時期のJOHNはつくづく無敵のヴォーカリストだなといつも思います。
JOHNが歌うラリー・ウィリアムスの曲がカップリングで合ったときは狂喜しました。オリジナルの疾走感そのままのSLOW DOWN、一層ヘビーにしたDIZZY,MISS LIZZY。
バカラック作曲、シュレルズの歌うこの曲はビートルズのファーストアルバムではすごく重要な位置に配置されていると思います。後半盛り上げ前のじっくり聞かせる曲を。ジョンのバラードも本当に素晴らしく、4枚目までは完全にジョンのバンドだなと思います。
ビートルズのアルバムシングル発売順に各カバーを並べました。
HARD DAYS NIGHTからこの曲。どすの利いたジョンの声と演奏のこの曲に対して、ニルソンのカバーが時代も反映してかモダンポップな感じ。ジョンがこれを聴いてニューヨークのニルソンに電話して素晴らしいと伝えたのは有名な逸話。ジャケット通りのサウンドが響きます。SHE'S LEAVING HOMEもカバーしていますが、出来は数段こちらが上かなと思い。
ロジャーニコルズもカバーしていますが、私の好みはバッキンガムス。見た目からビートルズ!このころのアメリカンミュージックに対しての彼らの影響度がよくわかります。そもそもビートルズのI'LL BE BACKは大好きな曲で、この曲への愛があふれたドリーミーな好カバーかと。
先ずはソウルマンのJ.J.BARNES。まあ力強いです。完全にMOD SOUL。このコンピのジャケットが好き。
続いてチープトリック。彼らも70年代の全盛期、BEATLESの再来なんていわれていた時期も。ハイパー・ハードなDAY TRIPPER。
最後にブートですが、ちょっと感動モノのジュリアン・レノン。わたくしこの時期のジュリアンのライブに行きまして、アンコールにこの曲は感動いたしました。
今どうしているんだろうジュリアン。
ソフトロック的なgarageバンドのカバー。よくぞこれを再発してくれました。確か渋谷系全盛期のころだったと思います。
エコーや全体のサウンド作りの完成度が高いと思います。ぜひオリジナルで欲しい1枚。
60年代イギリスのポップデュオTHE TRUTH。ちょっと甘すぎかなとは思いますが。彼らのI GO TO SLEEP(レイ・デイビス作曲で、アップルジャックスが歌う曲)は必聴です。後にPRETENDERSもカバー。
これは有名ですね!まんまじゃないといわないように。まんまやるのが(しかも一人で)凄すぎます。しかもちょっとだけポップになって。
このアルバムA面は素敵なカバーだらけ。
強烈なTAXMANのカバー。
先ずはいつもかけるとこれ誰?と聞かれるLOOSE ENDS。60年代半ばのR&B~ガレージバンドというくらいしか分かりませんが、パンチの利いた名カバー。本家を凌駕する迫力です。リボルバーの1曲目という役割の曲を、こうも疾走感あふれるロック名カバーに入るのではと思うくらいの仕上がりにしたバンド。その他のレコードもほしい。
続いてこれも一層パンチの利いた名カバー。LOOSE ENDSがいかにもいかにもイギリスの当時のR&Bロックバンドのサウンドに対し、こちらはゴリゴリのSWAMP。力みなぎるTAXMAN。
愛するPAUL WELLERのビートルズカバーその1。JAMらしい疾走感です。このレコードは探すのに時間がかかりました。
イギリスの俳優、レックス・ハリソンの息子。まさかのアコースティックなストロベリーフィールズ。今にして聞くとでもトラックのファーストバージョンのよう。ちょっと驚きの優しいストロベリーフィールズ。
トリニティー時代のブライアンオーガー。キレッキレのオルガンプレイでこの曲を聞かせてくれます。これぞSWINGING LONDON。
ロック色のあるラウンジグループSOUNDS NICE。グループ名はなんとPAUL MCCARTNEYがつけたとか。アビーロードタジオで録音したらしいです。このアルバムになんとFLYINGのカバーが。なんと!と思いましたが、歌がない曲をラウンジグループがカバーすると違和感がない。素敵なカバーです。
HEY JUDEは色々なアーティストがカバーしますが、なかなかこれというのに出会えないですが、私的にはこれが飛びぬけています。もうサザンソウルです。エンディングのコーラス部分をデュアン・オールマンがギターを弾いています。録音はマッスルショールズスタジオ。すべていうことなし、
先ずはサザンソウルのアーサー・コンレイ。黒い、黒いそしてソウルアーティストによるスカのリズムでパワフルなカバー。間奏のギターが素晴らしい。このギターもデュアン・オールマンのようです。
続いてUKスカのベッドロックス。スカバンドによる一層スカなOB LA DI OB LA DA。
JOHNのこの曲を、PAUL WELLERが!!!
初めて聞いたときは震えました。確かビートルズのカバーのコンピに入っていました。当時CDでしか手に入らず、レコードは未だ発見できず。しかし、KAREHAやってくれました。レアトラック週に入れてくれたのです。このアルバムもとんと中古市場では見かけませんが(店頭)、彼のアルバムは発売日には必ず買っていてよかったとつくづく思います。
イエローサブマリンのサントラの中ではひときわ光る名曲ですね。私的にはジョンのロックとしても10本指に入る曲。これをハードロックバンドBOXERがカバー。
ハードなカバーに仕上がっていますが、ロック対決ではサウンドはハードになってもやはりオリジナルの迫力にはかなわないかなぁ。ジョンの声だけでもうロックですから。
アビーロードからはまずはSOMETHING。面白いカバー2曲です。
先ずはトニー・ベネット。もう、アレンジから何から、彼が歌うと、そこはトニー・ベネットの世界が。また、テリー・サバラス(刑事コジャック!)が一層ムーディに歌ったカバーもあるのですが、なかなか手に入りません・・・。
もう一つはビッグバンドがグレンミラーサウンド風にビートルズをカバーしたアルバムなんですが、まずはジャケットが素敵。そして、SOMETHINGはなんとMOONLIGHT SERENADEとミックスして演奏。これが自然で非常に良いのです。おかけすると、おお凄いとの反応がいつもあります。
オランダのサイケグループ?オレンジバイシクルによるカバー。これもジャケットが素敵。
次のTRASHのカバーと併せて聞くと面白いです。
アップルからシングルを確か2枚ほど出して解散してしまったグループ。サウンドは70年代的な力強さが宿っています。ベースとハモンドが絡む中々の出来だと思います。
いよいよラスト、アルバムLET IT BEからです。
LET IT BEを2曲。
先ずは、フリートウッドマックにいたダニーカーワン。なんとレゲエ調で。しかしここまでアレンジしてくれると全く違和感なし。素晴らしいカバー。日本でも上々颱風がカバーしましたがそちらもこうしたレゲエ調(というか民謡+レゲエ調)でライブでも盛り上がる曲でした。
そして締めは
アレサフランクリン。もう女王ですね。一番ぴたりとはまります。
そもそもアーシーさを目指したLET IT BEというアルバム、こうしたカバーが最も似合うのでしょうか。
3曲黒人アーティストによるカバーをご案内しましたが、結構BEATLESの曲って黒人が歌うとぴたりとはまって面白いです。やはり彼らの根っに黒人音楽への憧憬があったからでしょうか。
実はこの映画見たことはないのですが、なんとも豪華な面子。ピーター・フランプトンにビージーズがメインを務め、エアロスミスやらなんやらと。
中でもエアロのCOME TOGETHERはとびぬけているなと。
パーロフォンと契約以前のビートルズ、そして初期メンバーであった彼の物語。ちょっと泣かせる内容です。
90年代のロックシーンを担ったアーティストによる演奏です。ただ、契約の問題でBEATLESの曲が使えず、BEATLESがカバーした曲のみの演奏。それでもラストシーンのTWIST AND SHOUTは鳥肌が立ちました。
ビートルズの曲だけを使ったミュージカル。この映画も見てはいないですがサントラは中々の内容です。ボノやジョーコッカーも歌っています。タイトルソングのサイケ
知る人ぞ知るの、80年代アメリカのビートリィなバンドスミザリーンズ。彼らのカバーは本当に楽しい。WITH THE BEATLESを完全にコピーしてアルバムにしたり。これはシングルB面などレアトラックをカバーした好き者らしい1枚。
懐かしい!とおっしゃる方も多いでしょう。
ディスコビートに乗せてBEATLESそっくりに歌うメドレー。全部聞くと疲れますが、当時すごくはやったのです。この後ABBAなども同じ様式で出していました。ディスコ全盛期の1曲です。
これはオシャレなサウンド。SWINGIN' LONDONです。イギリスのジャズバンドがビートルズをカバー。しかもあまりベタにならず、クールに演奏してくれています。私はアメリカのモダンジャズよりヨーロッパの軽快なジャズの方が好きでして、そんな方にはお勧めの1枚。
見て「クスッ」としてしまった方もおられるのでは?モンティパイソンの中のプロジェクトが発展して映画とサントラ盤を作ってしまった、ビートルズのデビューから様々な逸話とともに解散までをパロディーにした素晴らしい映画。まあ、音白いので(ビートルズの歴史をある程度ご存知の方には)、まだの方は是非一度。エリックアイドルがコメディアン風ポールって感じで似ています。また、作曲したニールイネスの才能に感動。OUCH(HELPのパロディ)とかさして詳しくない方でも楽しめます。何年か前に、ニールイネスが来日してくれた時、このOUCHを演奏してくれて感激でした。わざとこけて(椅子に足をぶつけたのだったかな・・)痛い(OUCH)とやってからこの曲を演奏。いやいや手が込んでました。
ラトル図のアルバム写真をよくご覧ください。ビートルズのアルバムをことごとくパロッてます。
MEET THE BEATLES → MEET THE RUTLES
SGT.PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND
→ SGT.RUTTER'S DARTS CLUB BAND
MAGICAL MYSTERY TOUR
→ TRAGICAL HISTORY TOUR
LET IT BE → LET IT LOT
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