6月1日は
トムロビンソンの誕生日。
そこで、彼のアルバム、
シングルを紹介します。
今年で69歳、まだまだ現役で
ライブをしています。
もう中々日本には来てくれないでしょうが、
遠く離れた極東の島国から見守ります。
余りにプライベートなので、
店でトムロビンソンをかけまくることは
していませんが、
気持ち、毎日かけたいくらいです。
特に詳しい資料があるわけでもなく、
私見を交えて綴ります。
彼のFACEBOOKページはこちら
言わずと知れたTOM ROBINSON BANDのファーストアルバム。これしか知らないという方も多いかと思いますが。先行シングルの2-4-6-8MOTORWAYもさることながら(イギリスはシングルオンリーで日本やアメリカでこのアルバムに入れられました)、GLAD TO BE GAYやPOWER IN THE DARKNESSという名曲が。そう、内容は抜群。
パンク以降のニューウェーブと呼ばれた時代、日本で最初にヒットした尾は彼らだったはず。
また彼がGAYとしてカミングアウトして、さらに大衆人気を獲得していなかったら、後のGAYアーティストたちは々表現したのでしょう。彼がバンド活動を始める以前、GAYはイギリスでは犯罪でした。その意味でも勇気をもらえる歴史的名盤。フレディーがカミングアウトしたのはこの更に後年。
しかし、見事に売れなかったセカンドアルバム。しかし、ALRIGHT ALL NIGHT等、素晴らしい。ピーターガブリエルとの共作BULLY FOR YOUなんて名曲も。確か高校の時、輸入盤屋さんで在庫整理なのかUK盤が500円だったのを買いました。
後年に出されたライブ盤。しかし、ゆったり、のんびりムードで当時はどちらかというと聞かないレコードでした。
まさにPUB ROCK。
後で気が付きましたが、彼の好きな音楽ってアメリカンミュージックなんではないかと。そうした耳で聞いてゆくと味わいがあるライブ盤です。
本当のデビューアルバム。名義は彼ではなくCAFE SOCIETYというブリティシュフォークの流れやアメリカンミュージックの土台に乗ったような、まさにパブロック的なサウンド。
プロデュースはキンクスのRAY DAVIS。彼はこの中でDR.JOHNのSUCH A NIGHTを歌っています。
TRBを解散し、まるでイメージの違う台頭してきたポストパンク・エレクトロポップを踏まえたまさにニューウェーブの新しいグループセクター27。あまり評判は良くなかったように思いますが、A面頭3曲は素晴らしいです。プロデュースはSティーブ・リリー・ホワイト。
日本発売はついになくなっていたころ。何気なく輸入盤屋さんの新譜コーナーを見ていたら発見。見たことのないレーベルで、海賊盤?と思ったくらい。
これも後年ライブではレパートリーになるNOW MATIN'S GONE、LOOKING FOR A BONFIRE等入っています。
次回作HOPE AND GLORYの曲を含むライブ。ここにきて自然なロックサウンドに回帰したトムロビンソン。こうしたサウンドの方が彼らしくてなじめます。
これも出ていたことを知らずに後年購入し、感激した1枚です。
MTV全盛期に打ち込みではなく、地に足の着いたサウンドで、しっかり聞かせてくれた好盤。WAR BABYは久々のヒット。
強く切なく切々と歌い上げるトム。ここから後のアルバムが彼が本領だと思います。
非常に好きなアルバム。サウンドはaorというかブルーアイドソウル風。非常に落ち着いたアルバムですがこれも聞き込んだものにとっては名曲ぞろい。表題曲やspain、FEEL SO GOOD等等。たぶん一番熱心に聞いたソロアルバムです。
ソロ時代のライブアルバム。TRBの曲なども。
JAKKO JAKSZYKとの共作。これも素晴らしい出来です。JAKKOは2000年以降のKING KRIMSONのボーカルとして活躍。
しかしこのアルバムをLPで発見するまで苦節20年近く。見つけたときは本当にうれしかったです。
LPの発売はこれが20世紀最後?その後のソロもCDでは全てありますが、LPは見たことがないです。STILL LOVING YOU から一貫したサウンド。
と思っていたらこんなレコードが出ているではないですか。これは傑作です。まだまだ聞き込めていないですが、ちょっと驚きの傑作。
シングルは発売年次で並べてみました
以下レコードでは見たことがないものです
Winter of '89 (1992, bootlegged as Motorway: Live)
Living in a Boom Time (1992)
Love Over Rage (1994)
Having It Both Ways (1996)
The Undiscovered Tom Robinson (1998)
Home from Home (1999)
Smelling Dogs (2001, spoken word album)
1980 | "Can't Keep Away" | – |
1980 | "Not Ready" | – |
1980 | "Invitation" | – |
1981 | "Total Recall" | – |
1982 | "Now Martin's Gone" | – |
1983 | "War Baby" | 6[1] |
1983 | "Listen To The Radio: Atmospherics" | 39[1] |
1984 | "Back in the Old Country" | 79[1] |
1984 | "Rikki Don't Lose That Number" | 58[1] |
1985 | "Prison" | – |
1986 | "Nothing Like the Real Thing" | – |
1986 | "Still Loving You" | 88[1] |
1987 | "Feel So Good" | 93[1] |
1987 | "Spain" | – |
1988 | "Hard Cases" | – |
1990 | "Blood Brother" | – |
1992 | "Living in a Boom Time" | – |
1994 | "Hard" | – |
1996 | "Connecticut" |
2020.09.04
ギャオス様
ありがとうございます!愛して止まないTOMです。
まさかの今年の来日は延期になってしまいましたが、来年に期待します。
2020.09.23
RAIDON様
コメントありがとうございます。さて、どうなのでしょう。ネットに上がっているものの信ぴょう性は如何にです。WIKIでも多々間違えがありますので。
コメントをお書きください
ギャオス (金曜日, 04 9月 2020 02:10)
素晴らしい!!
嬉しくなってしまいました。
raidon (土曜日, 19 9月 2020 23:28)
ネットで「Power in the Darkness」の歌詞とか見ると、一部替えてあるのは何ででしょうね?CD化されたものを聞いてみてもオリジナルのままに聞こえるんですけど。