いつの世も音楽が主題の映画は
多々あるものです。
古くはミュージカル映画、
アーティストを主にした映画、
アーティストが主演する映画、
アーティストの伝記的映画、
架空のミュージシャンの映画、
音楽を中心に当時の若者を描いた映画、
等々。
久々に何をブログであげようか
考えていましたが、
今回はこのお題で。
ボヘミアンラプソディーで
盛り上がっていたのが
早いものですでに1年以上前。
今年は小盛り上がりですが、
YESTERDAYが評判良いです。
なんともハートウォーミングな
作品で、見た後ほっこりします。
そして、ビートルズファンで
良かったと感じ入る映画。
(YESTERDAYはネタバレを
書きますので、まだ見ていない
方は、飛ばしてください)
つい最近、A HARD DAY'S NIGHTを
ニュープリントで見てきました。
若いビートルズに改めて感動。
下記のように区分けして、
店にある「音楽映画」の
レコードを紹介してゆきます。
①ロック映画 青春篇!
②ミュージシャン映画
③ミュージシャン出演映画
④ミュージシャン伝記的映画
⑤ライブ、ドキュメンタリー映画
ミュージシャンにあこがれる、
架空のミュージシャンが主演、
等音楽にまつわる物語の
サントラ盤。
本人が歌うものもあれば、
挿入曲が楽しめるものも
有ったりと、楽しめます。
先頭バッターはこのサントラ!
もう皆さまストーリーの骨格は
ご存知の通り。
この映画を見た後、店に来られる
BEATLESファンの間では、JOHNは
生きていることになっています。
映画がだんだん盛り上がっていく中での
I SAW HER STANDING THERE
SHE LOVES YOU
I WANT TO HOLD YOUR HAND
の歓び全開の元気さと彼女の声の
良さに感激。
ロシアでのBACK IN THE USSRライブ
オルタナ風HELPのライブも聞きどころ。
そしてラストのOB LA DI OB LA DA
サントラとしても、レコードとしても
楽しめます。
この映画ご存知の方私と
年齢が近い方でしょうか。
タイムズスクエアで描かれる
ミュージシャン志望の女の子と
政治家の父を持つ孤独な女の子の物語。
サントラにはスージー・クアトロ、
ロキシーミュージック、
プリテンダーズなど
新旧様々なアーティストの曲が
収録されています。
エンドロールで流れる
ロキシーミュージックの
SAME OLD SCINEが印象的でした。
PAULが大麻所持で
WINGSのコンサートが中止に
なってしまい、
ファンにお詫びといった趣旨で
アメリカツアーを映画にした
ROCK SHOWが公開されていて、
当時大阪ではそれと併映でした。
勿論目的はROCK SHOWでしたが
この映画は良かった。
ポール!ってROCK SHOWの時
叫んでいた女の子が、
この映画を見終わって涙していたのを
覚えています。
ブルースギタリストを
目指す少年の物語。
劇中の彼のギターは勿論
吹き替えで、ギターは
ライ・クーダー。
ブルースの古典的曲が
多く演奏される中、
タイトルのCROSS ROAD の
かっこいいこと!
ウォルター・ヒル監督、
日本では大ヒットした、
さながら黒澤明の
「用心棒」ロック版
のような映画。
もう、FIRE INC.の歌う
NOWHERE TO FIRSTと
に尽きるのです!
しかし、
マリリン・マーティンのSOSALERや
ダンハートマンのI CAN DREAM ABOUT YOU等
名曲も多し。
音楽監督はライクーダー。
ミュージシャンが主演して
ストーリーがある映画。
ここからミュージシャンの映画です。
ミュージシャンの宣伝的に一時代
色々作られていましたが、映画の
内容もですが、サントラが素晴らしい!
ハワイがアメリカの51番目の州として
認定された直ぐ後の61年の映画。
タイトル曲は勿論、
エルビスの歌うアロハオエや
ハワイアンウェディングソング、
そして極めつけは
I CAN'T HELP FALLING LOVE WITH YOU!
そしてもちろんこの映画!
先日ニュープリントで
見てきました。
それまでのアーティストの
プロモーションのような、
アイドルが出ているだけ、のような
映画を嫌った彼ら、
4人の個性を見事に描き、
新進気鋭のバンドを押し上げた
この映画の勢いは凄いなと感動。
イギリス盤のHARD DAY'S NIGHTと
異なり、アメリカ盤は
インスト曲(ジョージマーティンオーケストラ)を
含む本当のサントラ仕様。
THIS BOYのインストで「リンゴのテーマ」や
AND I LOVE HERのポールの
シングルトラックバージョン等、
このアルバムならではの
楽しみがあります。
そしてヘルプ。
このアメリカ盤もイギリス盤と
異なり、インスト曲もあり
映画で使われた曲のみの収録。
インストはケン・ソーンオーケストラ。
中でも、映画のイントロの
007のテーマ風の楽曲から
HELPというつながりが聴きどころ。
この映画は見たことがないのですが
デイブ・クラーク・ファイブの
「5人の週末」という映画に使われた
曲の収録曲を中心に作られた
アルバムです。
もうCATCH US IF YOU CANの
かっこよさったらありません。
特に60代以上の方に
喜んでいただけるアルバム。
ミュージシャンが映画のストーリーに
出演して、演奏やライブシーンが楽しめる
映画です。
ロック禁止の高校で、生徒がラモーンズに
歌ってほしいと彼らに曲を贈り、
それをラモーンズ本人たちが
学校にやってきてライブ演奏する
ドタバタコメディ。
彼らの演奏する楽曲が中心ですが
NICK LOWE / SO IT GOES
ALICE COOPER / SCHOOLS OUT
等も使用されています。
しかしC'MON LET'S GOや
BRITZKRIEG BOPからのメドレーなど
勢いがっつりのラモーンズも
勿論かっこよいです。
トップがバッターはこれです、はい。
先日リマスター映像で、初めて
映画館で見ましたが、これは
本当にいかれている映画!!
なんてクレイジーでカッコイイのか。
ビデオでは余り意識しませんでしたが
全編WHOの演奏が流れていたんですね。
爆音トミーサントラ試聴会みたいな
映画ですね。
しかも、演奏も70年代半ばの
一番迫力ある時期のものなので
まあ、パンチの効いた演奏で
レコードの68年TOMMYリメイク
みたいな感じで。
サントラの中ではクラプトンの
歌うEYESIGHT TO BLINDが
かっこいいなと思っていましたが、
映画の中で一番いかれたシーンで
面白かったです。
初めてこの映画を見たときに
まだ、オリジナルTOMMYを
聴いていなかったので、
意味が分かりませんでしたが
今回はなるほどなと。
またオリジナルTOMMYも
この映画の後に聴くと
なるほどなと。
しかしWHOの演奏シーンが
ちらちらとありますが、
だったらこれではなく
あの映画を再上映して
ほしいなと思うのは
私だけではないはず!!!
ボウイが主演で魔王役として登場。
この時期、こうしたSFファンタジー
映画が多く作られましたが、
中でもこれはボウイの主演
ということもあって、
喜んで見に行きました。
勿論サントラも当時購入。
曲はタイトルのUNDERGROUND以外は、
映画のサントラ的な曲だったり、
ミュージカル仕立ての為、
そんな感じの曲調が多かったりです。
1958年頃のイギリスの
ティーンエージャーを描いた映画。
イギリスにもアメリカの
黒人音楽が入ってきて、
彼ら独自の文化が形成されようと
していた頃の物語。
ここでも「さらば青春の光」同様、
MODS VS ROCKERSが描かれています。
しかしこの時代のMODSが愛好する音楽は
勿論JAZZやR&B。
監督は当時MTVでも売れっ子であった
ビデオディレクターのジュリアン・テンプル。
1958年のロンドンを舞台にした
ミュージックビデオのようなこの作品は
デビッドボウイ、
レイデイビス、
シャディー、
パッツィーケンジット(エスワンダー)、
スリム・ゲイラードらが俳優や
ミュージシャンとして出演しながら
新曲を歌い上げます。
また挿入曲もギルエバンスのミンガスのカバー、
スタイルカウンシル、
クライブ・レンジャー、
ワーキングウィーク等当時を代表する
イギリスのミュージシャンたちも参加。
素晴らしいサントラで、
私がジャズに興味を持っことにもなった1枚。
・・・しかし、モダンジャズのは
どうも嫌われているようで、自然と
マイブーム去る・・・
私の好きなジャズは次のレコードです
ミュージシャンそのものや
現実にいたミュージシャンを
モチーフに描いた
伝記的映画。
子供のころ
テレビで見た初めての
ミュージシャンの映画。
私のJAZZ初体験。
映画音楽好きの中学時代、
ある意味衝撃の音楽体験でした。
私が好きなJAZZの基本は
BIG BANDやSWINGにあり。
個人プレイではなく
楽曲を組んである曲なんだなと
最近つくづく思います。
(なんで、ライブ盤でも
インプロビゼイションの長い
者はどうも仲良くなれないのです)
楽曲は皆さんご存知の
MOONLIGHT SELENADE
IN THE MOOD・・・
数々の名曲がここに。
サントラはグレンミラー楽団ではなく
ユニバーサルスタジオ
ビッグバンドオーケストラです。
ジャニス・ジョップリンを
モデルにした映画。
主演と歌はBETTE MIDLER。
主題曲のROSEは当店でも人気の曲。
静かな雰囲気の中かけたい1曲です。
挿入曲の「男が女を愛するとき」も◎!
メキシコ系アメリカ人
ロックンローラー、
リッチーバレンスの
生涯を描いた物語。
サントラで吹き替えは同じく
メキシコ系アメリカ人のロス・ロボス。
表題曲やCOM'ON LETS'GO等歌います。
エディーコクラン役で登場した
ブライアン・セッツァー歌う
SUMMER TIME BLUESがかっこいい!!
もう申し上げるまでもないでしょう。
サントラ的には
イントロの20世紀フォックスの
テーマをブライアンがギターで
奏でるあれと、
フレディーが最初にライブで
歌ったシーンに使われる
KEEP YOURSELF ALIVE、
そしてもちろんウェンブリー
でのライブエイドの楽曲が目玉。
この盤が出るまで、
映画のライブエイド再現で
ライブ盤を駆使してつないで
かけていたのがすでに1年前。
早いもんです、1年は。
夫忘れてた、大切な映画を。
ビートル映画ではこれが一番。
伝記的映画でもナンバーワン。
正式デビューする以前、
ハンブルグ時代の彼らを
脱退後に亡くなった
スチュワート・サトクリフを
主人公にして描いたもの。
猛然とジョンがかっこいいし、
演奏シーンも若々しい
彼らの描き方も完璧。
ラストのTWIST & SHOUT、
素晴らしい。
言わずもがなのロック
ドキュメンタリー映画の数々。
今さら私がくどくどいう必要もなく
これがありますといったご案内です。
このアルバムを聴いて、
リッチーヘブンスの虜に
なった時期があります。
今でも10枚近くアルバムを
所持していますので、
いずれ特集など。
余りにも有名ですが、
見たことがないのです。
でも、たまにかけています。
来年5月に何やら多々動きが
うわさされています。
リマスター映像が上映されるのか?
それとも、新たな映画「LET IT BE」が
上映されるのか?
レコードで出すなら、
本来の「GET BACK」でも
出してほしいな・・
とか、妄想は尽きません。
でもこれは、映画以上に
大好きなアルバムです。
1980年、生れてはじめての
貸しレコード屋さんで借りた
1枚。社会に出て、給料を
もらって、ようやく手に
入れた1枚。
ロックが巨大産業化する中での
1枚。名ライブ盤、名サントラ盤。
当時のロックアーティストの
スター性が見事に表現されています、
映画もサントラも。
本来はサントラではないですが、
結果映画「ロックショウ」の
サントラになった1枚。
天下の名ライブ盤です。
WINGSというバンドが
天下一品のバンドで
あった時代。
これ、映画「KIDS ARE ALRIGHT」の
サントラなんですよ。
どうせさらば青春の光やトミーを上映するなら
こちらをしてほしかった・・・。
全英ナンバーワンを49年ぶりに獲得した
記念に、やりませんかね?
兎に角ライブアクションが凄まじく
カッコイイバンドです。見たことのない方は
是非にも。
兎に角凄いとしか言いようがないです。
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