今、一人チープトリックでこっそり盛り上がっています。初めて聞いたのはこのドリームポリス(1979年)。タイトルソングが好きでしたが、買うまでも行かず、ラジオからエアチェック!したカセットを愛聴していました。
この盤は、後年中古レコードで買ったもの(100円コーナーにありました)。先日そういえばライナーノーツ読んでいなかったなと、ジャケットの中を探ったところ、衝撃の事実が。
下の画像がそのライナーノーツ。ファンの方からは当たり前といわれそうですが、これは知らなかった。ソノシートになっている、「声のライナーノーツ」!素晴らしい。
そしてライナーノーツでしゃべる(!)のは、あの渋谷陽一さん。録音が1979年2月なので、当時27歳のお声。そして、私なんかが高校生の時に聴いていたラジオ番組「サウンド・ストリート」のあの声です。
もちろん、「こんばんは、渋谷陽一です」のフレーズから入る、あの語り口。なんかそれだけでノスタルジーに浸りました。もしお聴きになりたい方、どうぞ!
で、折角なので店にある彼らのレコードを。
このドリームポリスはデビュー盤依頼久々に4人並んでジャケットに。セカンド、サード、ライブは切ないくらいにビジュアル担当とお笑い?担当的な配置で、表ジャケットはトムとロビン、リックとバンは裏ジャケット・・・。露骨だよなと思いつつ。
1977年 ファーストアルバム「CHEAP TRICK」
HOT LOVEのパンチは凄い。ハードロックバンドとして素晴らしい完成度。
1977年セカンドアルバムの「IN COLOUR(蒼ざめたハイウェイ)」。
スタジオバージョンの「甘い罠」はちょっと軽いタッチですが、ライブでは素晴らしい。しかしスタジオテイクの「ハローゼア」や「今夜は返さない」などの出来は秀逸。ハードロックというよりパワーポップといってしまい炊くのがわかる感じです。
しかしこのジャケット写真、ちょっとやりすぎ・・・?
1978年サードの「HEAVEN TONIGHT(天国の罠)」
音の密度の上がったこのアルバム。名曲サレンダー収録。でもサウンド的には私はセカンドの方が趣があって好きです。チープトリックのサウンドのベースになるアルバムでしょうか。
1978年 「CHEAP TRICK AT BUDOKAN」
もう名盤中の名盤。ハードロックからパワーポップまで、というかジャンルなんて関係なしのチープトリックというバンドがよくわかるアルバム。このアルバムでアメリカでもチャート上位に上るビッグバンドに。
このバムの企画はCBSの野中さんだったんですね!以前BSジャパンの「ON THE ROCK」で店を使っていただいたときにお目にかかり、何度もお店に遊びに来ていらしていただきました。
しかし、このアルバム武道館でなくほとんどは大阪厚生年金会館の録音だそうで。
1980年 デイトリッパー
当時マガジンサイズでレコードをもっと手軽に手に取ろうという企画で、CBSソニーが発売したマガジンサイズジャケットシリーズ。デイトリッパーのカバー(ライブ)を彼らのサウンドで!
トップガンのサントラ(MIGHTY WINGS)やJOHN LENNONのデモやアウトトラック集のジョンレノンアンソロジーやらもろもろです。アンソロジーの「ダブルファンタジー」収録の「I'M LOOSING YOU」はチープトリックがバックを務めたバージョン。結構ハードロックに仕上がっています。
コメントをお書きください