昨年の緊急事態宣言中に喫茶営業をするときに始めたメニューです。お客様が元に戻り、選曲しながらの調理は手が回らないのと、他の店でも食事はどこでもできる環境になったため役割を終えたなと、この2メニューは終了しました。「昔を感じるナポリタン」と「女将のミートソース」が活躍できる日が来ないことを願っています。
しかしあの味を食べたいという方に、私の今回のナポリタンの作り方です。
〇普段料理をされる方なら下記☆3個がポイントです。
【ポイント】
☆具材と麺は別で炒め、最後に合わせて軽く炒める。
☆ソースはゆで汁、ケチャップ、マーガリンをフライパンで火を入れながら全体を乳化させて作る。この手法、調味料を変えても有効。ペペロンチーノにも!
☆スパゲティはソースに絡めたらあまりかき回さずに、フライパンにお玉などで押し付けるようにしてよく炒める(というより焼くという感覚)。
〇作り方
【材料 1人前】
・スパゲティ乾麺80~100g
・食塩適量(安い食卓塩でなく、ミネラル豊富な海水塩等を使いましょう)
・ケチャップ(カゴメやデルモンテの普通のやつ。果肉感があるものは違うものが出来上がります)
・マーガリン(トランス脂肪酸の問題もありますが、ここはあえて昔の喫茶店の味を再現するなら。私は小岩井のバター入りマーガリン使用。)
・ベーコン小4~5枚
・玉ねぎ1/4
・ピーマン1個
・マッシュルーム1個
【作り方】ポイントは⑤と⑥です。
①沸騰したお湯に塩多めに投入。
②お湯を沸かしている間に具材を用意。ベーコンそのまま(もしくは好きな大きさに切る)、玉ねぎ1/4,ピーマン1/2~1個、マッシュルームをスライス。
③麺は太目でアルデンテを通り越して、やや軟らかめにゆでる。
④麺をゆでている間に、ベーコンをややカリカリに炒めて小皿などに取り出す。
⑤そのまま少量のオリーブオイル(米油も〇)で玉ねぎ、ピーマン、マッシュルームを炒める(中火)。炒めながら軽く塩コショウ。この時炒めすぎに注意。玉ねぎに油が沁みて、色がやや透明になれば十分。シャキシャキした触感を残す。
⑥麵が茹で上がったら、フライパンを温めてマーガリン(バター入りのものが香りが良い)を溶かし、ケチャップを一回し(大きい穴から)。そこに麺のゆで汁をお玉1杯くらいを入れてよく混ぜて、軽くクツクツいうくらいに火を通す。
⑦火を通したソースに麺を入れ、強火で炒める。
☆その際ソースが全体にからんだら、あまりかき混ぜて炒めずにお玉の裏側でで全体をフライパンに押し当てるようにやや焼き色がついてもいいくらい炒め、全体を裏返してもう一度。
⑧取り分けておいた野菜とベーコンを混ぜさっと全体を炒める。その際味の調整で必要なら追いケチャップ。やや味が薄いくらいなら塩コショウを軽く。
野菜がしんなりなりすぎないうちに皿に移して完成。
お好みでパセリ、バジルやオレガノ等振りかけても〇
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