先週3/1.2日は
開店5周年記念営業で
本当に多くの方に
お越しいただきました。
久々に弾けた営業でした。
皆様有難うございました。
週が変わり、雨がちでしたが
次第に春めいてまいりましたので
ちょっと春っぽいものをと思い、
悩んだ末にバカラックを特集します。
春の陽気になると、
なんかウキウキとする曲を
かけたくなります。
私の音楽遍歴は何度か記載してきましたが
中学の時に初めて自分の小遣いで
購入したLPレコードが、
映画「明日に向かって撃て」
のサントラ盤。
そして、
当時名前も知らなかった
バート・バカラックの作品。
その後、何度となく
色々な場面で耳にすることになる
バート・バカラックのサウンド。
◎サントラ盤の魅力とバカラック
サントラ盤は、映画の様々な
場面が音楽とともに蘇ります。
しかし、その魅力はそれだけでなく、
一つの盤に
ポップソングやジャジーなもの
オーケストラもの、
ファンキーなもの等、
映画の場面場面に応じて
様々なサウンドが満載。
「明日に向かって撃て」のサントラは
そんな魅力にあふれた名盤です。
バカラック素晴らしい。
私の原点の一人です。
思えば、いろいろな音楽に
興味を持つ下地は
サントラ盤を聴きあさった
中学生時代に
端を発しているのかなと。
ロックやポップスに
目覚めたのも、
サントラに使われている
曲からでした。
バーズの「イージーライダーのバラード」
サイモンとガーファンクルの
「サウンドオブサイレンス」
007シリーズのテーマ曲・・・
また、
エルマー・バーンスタイン、
エンニオ・モリコーネ、
ビクター・ヤング、
ヘンリー・マンシーニ、
ジョン・バリー、
モーリス・ジャール
クインシー・ジョーンズ・・・
様々な作曲家の巨匠や
トップアレンジャーがサントラの
スコアを書いています。
サントラはいずれ特集するとして
今回はバートバカラックに焦点を。
色々集めって聞いているうちに
これが初出だった!
こんなカバーが!
という驚きが
溢れてきました。
有名無名の映画のスコアを担当していますが
店にあるものをいくつか紹介いたします。
ド名盤です。
主題歌の「雨にぬれても」は勿論、
A1.THE SANDANCE KIDのわくわくする感じ、
A4.SOUTH AMERICAN GETAWAYのスキャット、
同じメロディーのアレンジを変えて
聞かせてしまう、NOT GOIN' HOME ANYMOREと
COME TOUCH THE SUN。
全てが素晴らしすぎです。
昨年、やっとUSAオリジナルを手にし、
いい音色だなと聞きほれています。
これも名盤!
なによりジャケットが最高です。
ピーター・セラーズ主演の007の
コメディータッチの映画。
タイトル曲はHERB ALPERT、
挿入歌の名曲「LOOK OF LOVE」は
勿論DUSTY SPRINGFIELD。
イギリスの歌姫ですね。
ミュージカル「プロミセス・プロミセス」の
為に作られた作品集。
この中の「I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN」
が目玉。
80年代の映画「ミスター・アーサー」のサントラ。
タイトル曲のニューヨークシティセレナーデを
クリストファークロスが歌い、大ヒットさせました。
AOR好きな人にはたまらない曲。
バカラック名義ではなく、
挿入歌や主題曲を歌った
アーチストのソロアルバムに
いれたものも多数あります。
カーペンターズが大ヒットさせた
CLOSE TO YOUのオリジナルは、
リチャード・チェンバレンの歌う
映画「TWILIGHT OF HONOR」の
挿入歌(主演も彼)。
この曲はカーペンターズを始め、
ダスティ・スプリングフィールド、
B.J.トーマスもカバー。
何とポール・ウェラーまで!!
いずれカバー特集も組んでみます。
映画「何かいいことないかい?子猫ちゃんの
タイトルソングを当時人気絶頂の
イギリス・ブルーアイド・ソウル・シンガー
トム・ジョーンズが歌います。
このアルバムはトムがタイトルソングに
この曲を冠したアルバム。
シェールの歌う、
イギリス映画「アルフィー」をアメリカ公開用に
後付けでアメリカ用主題歌に。
名曲です。シェールのハスキーな声が曲にマッチ。
ソロアルバムに収録。
雨にぬれてもの主題歌をタイトルにした
B.J.トーマスのソロ。
そしてこのアルバムには
「」が収録されていて
これがなんとも素晴らしい。
ジャケットも映画のレッドフォードと
キャサリン・ロスの自転車シーンを
再現して、なんとも幸せな気分に
させてくれます。
バカラックがイギリスで仕事をしたときに
録音したものを集めて発表したもので、
事実上のファーストアルバムだそうです。
素晴らしいのはコーラスにBREAKAWAYSを
起用しているところ。
ちょっとだけブリティシュな
匂いのするバカラックのアルバム。
DON'T GO BREAKING MY HEARTの
出来が出色。
A&M以前のKAPPレーベル時代のベスト盤。
RAIN DROPS KEEP FALLIN' ON MY HEADや
WHAT'S NEW PUSSY CATなど、
別のアーチストの唄で入っており、
ちょっと不思議ですが面白いレコード。
勿論名曲満載、
WAVES AND LOVERS
WALK ON BY
ALWAYS SOMETHING THRERE
TO REMIND TO ME等名曲満載。
これもKAPP時代のベスト盤。
インストが主体です。
A&M時代のセカンドソロアルバム。
映画「PROMISES,PROMISES」の
挿入曲を始め
MAKE IT EASY YOUR SELF
DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSE
THIS GUY'S IN LOVE WITH YOU
等収録。
共同プロデューサー名に
フィル・ラモーン
(ビリー・ジョエルの
プロデュースで有名)が。
こちらはボーカルもの。
PYEレーベルらしい音でなります。
ダスティのWISHIN' & HOPIN'
シュレルズのBABY IT'S YOU
ディオンヌ・ワーウィックのWALK ON BY
等収録
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