9月14日、
再びBRUCE FOXTON
率いるFROM THE JAMが
やってきます。
前回のJAM好きの方の
お話を聞いて、今回は私も
行くことにしました。
となれば、私の中で猛然と
JAMのシェアが上がって
まいりますので、
JAMのレコードのご案内を
させていただきます。
インタビュー記事やブログの
各コーナーなどにも記載して
います通り、私にとってJAM
との出会いはBEATLESに続き、
その後を決定づけるものでした。
おそらく彼らの音楽を聴き、
解散後のPAUL WELLERを
追いかけて聞いていなければ、
今の音楽嗜好はないですし、
今の店もかなり違ったものに
なっていたと思います
(店をやっていない可能性も)。
高校から大学入学当初、
JAM関連の記事やインタビューの
掲載された雑誌、書籍は買い漁り、
貪るように読みました。
PAUL WELLERの発言にも
反応し、自らの感じ方との
違いなど色々考えたものです。
また、PAUL WELLERの記事など
ずっと読んでいたため、
STYLE COUNCILになった後も
全く違和感なく聞くことができ、
彼らも愛するグループです。
STYLE COUNCIL解散後、
しばらく音沙汰のなかった
PAUL WELLERのシングルが
発売されたとき、どれだけ
嬉しかったことか。
その音を聞いたとき、そこに
いるPAUL WELLERに
鳥肌が立ったものです。
今思えば、JAMの来日公演を
毎回行けたことに感謝。
今のパフォーマンスも当然
カッコイイのですが、
若きPAULの凄いこと。
DVD等見ても、
今でも感激です。
彼らを知った79年以降、
JAM、STYLE COUNCIL、
PAUL WELLERの
発売されるシングル、
アルバムは全て
予約して買っています。
レコードの発売される
わくわく感は
今でも続いています。
さて、今回はJAMのレコードを
ご案内しますが、折角ですので
BRUCE FOXTONのものも。
(しかし、今回はどの曲を
演奏してくれるのでしょうか?
楽しみです)
簡単に申し上げれば、JAMは
正規発売のレコードは全てあります。
(ブートレッグも何枚かは)
1978年~82年までの近年に
発売されたライブも含め。
アルバム解説は書籍など色々
ありますのでそちらをご覧頂く
として、
私の好きな曲、所感等
記載してゆきます。
ちなみに
店に飾ってあるRICKENBACKERの
ギターは、JAM時代のPAUL WELLER
が持っていたもの(色違いですが)。
JAMの魅力、シングル盤に溢れています。
よってアルバム→その時代のシングルと
交互にご案内します。
アルバムからのカットもありますが、
シングルオンリー発売のものが半数以上。
そして次のアルバムを期待させる内容の
ものが先行で発売されました。
さらに、シングルB面はアルバム未収録が
ほとんど。しかもこれらが非常に良いのです。
まれにWHOやSMALL FACES、ソウルの
coverもあり。
太字のものはB面を含めアルバム未収録
若しくはバージョン違いのものです。
私の買ったJAMのアルバムは
SETTING SONS→ALL MOD CONS
→SOUND AFFECTS→IN THE CITY
→MODERU WORLD→THE GIFTの
順番でした。
SETTTING SONSを買ってライブに行き
ALL MOD CONSを買い、そこから先は
発売と同時にアルバムシングル購入。
よって、どうしてもオンタイムで聴いた
79年以降の作品に思い入れが強くなって
仕舞うことは否めません。
記載は
A面 / B面
発売年月- UKチャート順位
としています。
19歳のポールの元気一発。
しかしこの年齢での作曲能力、
素晴らしい。
あえて先行シングルではなく
ART SCHOOLから入る潔さ。
A面ラストのBAT MANまで
息つき暇なしの怒涛のビートロック。
細身のスーツで身を固めた
この時期のライブ、見たかった。
IN THE CITYはWHOのIN THE CITYから
メロディーを拝借して別の曲にしたてて
入っるのはさすが。
私のベストトラックは
NON STOP DANCING!
後にPAUL WELLER曰く、
このアルバムは余り好きではない。
レコード会社にせかされて出した
セカンド。確かにサウンドの切れや
曲の構成などリスナーとしても
満足できる内容ではないかと。
ギターの音色は確実によく
なっていて、リッケンバッカーらしい
サウンドは聴かれるのですが。
ただ、LIFE FROM A WINDOWのように
次回作以降の直球ロック以外の
作風の変化も見て取れて、
発展途上ながらオンタイムで聴いていたら
違った感覚で入りこめたアルバムかも
しれません。
私のベストトラックは
STANDARDS
もろにWHOですが。
①In the City / Takin' My Love
1977/4/29 - 40
②All Around the World / Carnaby Street
1977/7/23 - 13
③The Modern World / Sweet Soul Music ・ Back In Arms Again
1977/11/5 - 36
ここからJAMのチャートアクションは
上がってゆきます。
初期のストレートな曲調から、
スローなもの、アコギを使ったもの、
リズムパターンやギターの音色迄細部に
わたって作りこまれた作品に。
先行シングルは両面Aサイド扱い
でしたが、キンクスのカバー
DAVID WATTSとA BOMB IN WARDOUR STREET。
そこそこヒットでしたが、
セカンドシングルの
DOWN IN THE TUBE STATION AT MID NIGHTが
初のトップ20入り。アルバムもトップテン入り。
このアルバムからは初来日のライブでも
色々演奏してくれました。
A1 ALL MOD CONSから
TO BE SOMEONEの流れがすごく好き。
実は一番好きなのは
IT'S TO BADだったりします。
なんか気分が盛り上がってくる
イントロなんです。
News of the World / Aunt And Uncles ・ Innocent Man
1978/3/11 - 27
David Watts/ 'A' Bomb In Wardour Street 1978/8/6 - 25
Down in the Tube Station at Midnight
/ So Sad About Us / The Night 1978/10/21 - 15
私のJAM初購入アルバム。
思い入れも強いですが、
それ以上に内容が素晴らしい。
ブリティシュビートバンドと
してのJAMの代表作ではないかと。
リズム隊も前作以上に複雑な
絡み方になり、必要以上に
前に出ることないギターサウンドも
色々工夫されています。
B面ラスト3連発は凄い。
SATURDAY KIDSの印象的な
ギターイントロから
シングルヒットの
ETON RIFLES、
そして怒涛のHEAT WAVE。
日本公演最初の曲がA面2曲目の
THICK AS THEIVES。
いきなりのドラムロールで始まり、
レコードとは違ったギターを
力強くかき鳴らし・・・。
始めのころ最もやられたのは
B面ラストのHEAT WAVE。
緊張感あふれるPRIVATE HELL。
ベストトラックは勿論
THICK AS THEIVES。
Strange Town / Butterfly Colector 1979/3/17 - 15
When You're Young / Smithers-Jones 1979/8/25 - 17
The Eton Rifles/See- Saw 1979/11/3 - 3
5枚目でさらにサウンド変化が。
今度はサイケデリック風。
ビートルズのリボルバー
みたいな作風だなと思ったら
ポールもそういっています。
印象的なベースラインの
PRETTY GREENで幕を開け、
従来風の疾走系
BUT I'M DIFFERENT NOW
(二度目の日本公演はこの曲から
始まりました!前座にMODS!!)、
今までにないギターのオーバーダビングを
したようなサウンドの緊張感あふれる
SET THE HOUSE ABRAZE。
サイケデリック風なイントロの
DREAM TIME、ミッドテンポの
MAN IN THE CORNER SHOP、
効果音を使った3人の共作
MUSIC FOR THE LAST COUPLE、
前作のSATRDAYS KIDSに続く
MODSにささげるBOY ABOUT TOWN。
アルバム通して素晴らしい。
私のベストトラック、難しいですが
今はBOY ABOUT TOWN。
Going Underground/ Dreams of Children
with live sinngle
:Away From The Numbers /The Modern World /
Down In The Tube Station At Midnight
1980/3/22- 1
Funeral Pyre / Disguises 1980/6/6 - 4
Start!/ Liza Ladley 1980/8/23 - 1
That's Entertainment /Down In The Tube Station At Midnight(LIVE)
ドイツ独自シングル 1981/2/7 -21
彼らの一番好きなアルバムは?
ずっとこのアルバムでした。
勿論SETTING SONSは思い入れは
ありますが。
現役でずっと聞いていて、
彼らが到達した段階に非常に
共感したものです。
楽曲的には60年代ソウル~
ノーザンソウルにインスパイアされた
者が多いですが、
サウンドは繊細かつ大胆。
特にギターサウンド、
静と動のバランスが取れた曲構成、
私のロックアルバムベスト10には
必ず入る作品。
ベストトラックは難しい・・
HAPPY TOGETHER
PRECIOUS
RUNNING ON THE SPOT
全て素晴らしいロック。
しかし強いてあげるなら
THE GIFT。
Absolute Beginners / Tales From The Riverbank 1981/10/24 - 4
Town Called Malice / Precious(Single Version) 1982/2/13 - 1
Precious (Single Version)/ Town Called Malice(Live)
12インチ 1982/2/? - ?
Just Who Is the 5 O'Clock Hero? / The Great Depression
ドイツ独自シングル 1982/7/3 - 8
The Bitterest Pill / Pitty Poor Alfie- Fever 1982/9/18 - 2
Beat Surrender / Shopping
Move On Up / Stoned Out Of My Mind / War
(7インチ2枚組 & 12インチ) 1982/12/4 - 1
Pop Art Poem / Boy About Town(別ミックス) 1981
英FLEXI POP誌の付録ソノシート
LIVE EP
: Move On Up / Get Yourself Together /
the Great Depression / But I'm Different Now
ベスト盤SNAPの付属7インチEP
ゲストにPAUL WELLER!!
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