●安全で楽しいことって何だろうとずっと考えてました。
ではどうやって営業する?バーという名称である店は東京都からは昼も喫茶であっても営業はだめといわれ呆然としつつも。
●緊急事態宣言発令後、色々街を見ました、居酒屋にも行ってみました、喫茶店ものぞいてみました、様々なスーパーにも、公園の散歩も。映画もdvdで。しかしテレビは(そもそも見ないですが)一切見ませんでした。web上のどんな専門家の話も、個人の見解は一切スルー。
「無駄に家賃のかかっているオーディオルームと化した我が家」で色々シミュレーションもしました。また、時間だけはたっぷりあるので色々試作もできました(今後のメニューやお通しに変化も出ます!)。
勿論様々な申請書を書く日々も(何枚書いたことでしょう)。
●居酒屋やカフェの混雑や、わざとのように顎マスクではしゃぐ集団、テイクアウトを必死で売る飲食店、4月5月もずっといるキャッチ(なのでそういう店はずっとやってました)、20時過ぎに店がなく(仕事が21時頃までかかる方もいます)街を呆然と歩く人・・・。
渋谷は閑散、三軒茶屋は人だらけ、電車も時間によってまちまち・・・。
この環境下からどう運営するか。
●で、自ら体験し、自ら感じたままにしばしその実感と考察をもとに営業します。完全な安全はあり得ない、なので、「安心して楽しめるには?」との考えに至り、今回営業再開の決意をいたしました。それが現在トップページに記載した項目です。
●YOU TUBEでバーチャル営業を流したらとか、ボトルキープ先付支援のお申し出とか、皆さん色々考えてくださって本当にありがたいです。また、ご意見等協力していただいた方、ありがとうございました。
ただ、「レコードバー」とうたっている限り、ご自宅のデジタル機器でレコードの音を再生頂いてもまるで意味がないし、そもそも私はWEBの世界が苦手です。ボトルの先付頂いても店が潰れたら心苦しいですし。
●営業時間は24時までにしました。多くの店が22時で閉店となり、帰宅電車が混雑するかなと思い。またお仕事で21時頃かかる方も多くいらっしゃいます。団体はどうしても声が大きくなります(結構観光の海外の方は団体でも静かにしてくれましたが)。なので、当面は入店人数制限をしながら営業します。団体で仲間たちと飲みたいという方々には貸し切りプランをご用意いたしました。
営業再開しても、これからが本番なのかなと、心がけは慎重に、しかし皆さんに楽しんで頂ける店として再開させていただくことにしました。
ただ、これでは単純計算して売り上げは半分、運営は無理なので(国の給付金は出ましたが、都の4月分の協力金はまだ、しかも5月分の申請は6月中旬)、ご協力いただける皆様にお願いして、ドリンクチケットも販売します。
下の画像が、9人満席イメージです